アロマテラピーを仕事にしたい・家庭で安全に楽しみたい
愛好家からスペシャリストを目指すあなたに
商品説明
皆さんが専門家として、できることはたくさんあります。子育てのストレスに悩むお母さんには、トリートメントで息抜きしてもらえるかもしれない。ジャンクフードばかり食べている若いOL仲間のライフスタイルのサポートができるかもしれない。ハーブを育て、植物に関心を持つ人が増えるかもしれない。それは子どもたちへの母の愛を倍増させ、未来の子供を育てる女性の身体を健やかにし、身の回りから社会を変えていくことでしょう。そしてそれはすべて、地球の未来につながっています。 (本文「はじめに」より)
監修:林伸光 編:ライブラ香りの学校 貢数:392P 判型:B5判 アロマテラピーテキストの決定版 アロマテラピースクールで教わる知識を完全網羅! CONTENTS アロマテラピーの専門家を目指す方に 第1章 アロマテラピーの定義 アロマテラピーの特性を要素に分けて考える/アロマテラピーの定義、コンセプ トと教育内容/アロマテラピーという言葉の定義───アロマテラピーは芳香療 法か?/アロマテラピーは多彩なアート 第2章 アロマテラピーの歴史 嗅覚は本能の感覚器/古代文明における香りの役割/西洋医学を創始した人々/アレク サンドロス大王(アレキサンダー大王)時代の東西ハーブの交流/東洋における伝承医 学の発達/地中海世界、ヨーロッパ、アラビアにおける技術的発展/僧院医学からハー ブ医学へ/近代化学の発展と精油の再発見、近代アロマテラピーの創建/その後の学術 的研究/フランスにおける医療的な展開/イギリスにおけるアロマテラピーのホリステ ィックな展開/日本におけるアロマテラピーの紹介と普及/日本アロマ環境協会の設立 column イエス・キリストと香料 column アリストテレス column 古代ローマの公衆浴場 column 神農 column アラビアの医学 column 修道院と香水 column 香りは最高の消毒剤 column 宮廷から民衆へ column “Aromatherapie”の出版年 第3章 精油の基礎知識 精油とは何かを知りましょう/植物にとって精油とは?/世界共通の名称、精油 の学名/精油の4つの物性/精油の製造法/精油の品質/精油の評価/精油の取 り扱い法/ブレンド基準/精油の作用/精油の安全性/精油の吸収と代謝 第4章 アロマテラピーの化学 化学の基礎知識/有機化合物の基礎知識/精油に含まれる化学物質/植物油(植 物油脂)に含まれる化学物質 第5章 精油のプロフィール ◆イランイラン Ylang Ylang ◆オレンジ・スイート Orange ◆カモミール・ジャーマン German Chamomile ◆カモミール・ローマン Roman Chamomile ◆クラリセージ Clary Sage ◆グレープフルーツ Grapefruit ◆サイプレス Cypress ◆サンダルウッド(白檀) Sandalwood ◆ジャスミンアブソリュート Jasmine abs. ◆ジュニパー Juniper ◆スイートマージョラム Sweet Marjoram ◆ゼラニウム Geranium ◆ティートリー Tea Tree ◆ネロリ Neroli ◆パチュリ Patchouli ◆ブラックペッパー Black Pepper ◆フランキンセンス(オリバナム/乳香)Frankincense(Olibanum) ◆ベチバー Vetiver ◆ペパーミント Peppermint ◆ベルガモット Bergamot ◆ベンゾイン(安息香)Benzoin ◆ミルラ(マー/没薬)Myrrh ◆メリッサ(レモンバーム)Melissa(Lemon Balm) ◆ユーカリ Eucalyptus ◆ラベンダー Lavender ◆レモン Lemon ◆レモングラス Lemongrass ◆ローズアブソリュート Rose abs. ◆ローズオットー Rose otto ◆ローズマリー Rosemary 第6章 基材に関する知識 基材とは精油を希釈する(薄める)材料のこと 各キャリアオイルの特性 第7章 解剖生理学 ●身体の発生 身体の土台ができる過程/細胞から個体へ/細胞の基本構造/組織/身体を調節 する仕組み ●神経系(神経による調節システム/脳と神経について) 中枢神経/末梢神経 ●内分泌系 ●免疫系 血液/免疫 ●嗅覚 香りの伝達経路/香りの作用/嗅覚の特徴 ●皮膚 皮膚の構造/皮膚の機能/皮膚からの精油の吸収 ●骨格系 全身の骨格の名称/骨の役割/人間の骨格の特徴/骨の種類/骨の成分/骨の構 造/骨の代謝、成長/骨格を形成するおもな骨/関節 ●筋肉系 筋肉の構造/筋肉の特徴/筋肉の種類/骨格筋の機能/筋肉の疲労/身体を構成 する主要な筋肉 ●呼吸器系 呼吸器系の役割/呼吸器系の構造/呼吸 ●消化器系 消化器系の役割/消化管/付属器官/消化液の分泌と水分吸収/三代栄養素の消 化・吸収 ●泌尿器系 腎臓/尿の成分/尿管/膀胱/尿道/排尿 ●循環器系 血管系の器官/血管/循環の系統/リンパ系 ●生殖器系 女性生殖器/性周期/男性生殖器 ●感覚器系 視覚/聴覚・平衡覚/嗅覚/味覚/皮膚感覚 第8章 生活習慣と健康 食生活と健康/運動と健康/疲労と休養/健康と排泄/生活習慣病の発生メカニ ズムとその予防/女性の性周期と健康 第9章 アロマテラピー教育法 ●タッチング タッチングとは/タッチングの目的/タッチングの範囲/モラル/衛生/行う部 分/適量刺激/場所 ●ボランティア活動 ボランティアの定義と意識の変遷/ボランティアは自己実現の場/ボランティア 保険 ●講師として活動するための心得 アロマテラピーの専門家が求められています/アロマテラピー関連法規 ●ホームケア ホームケアを安全に行うための注意/アロマテラピーをやってみよう/手作り化 粧品などに関する事項/ホームケアの活用例 column ガレノスのコールドクリーム |
ライブラ香りの学校について
この本を編集した「ライブラ香りの学校」は、監修者の林伸光先生によって1991年に開講され、15年間でアロマテラピー専門家を約3000名(2006年末現在)輩出した日本最大のアロマテラピースクールです。(社)日本アロマ環境協会総合資格認定校、また英国IFA資格認定校として全国7ヶ所で授業をおこなっており、AEAJ認定インストラクターの約4分の1がライブラの卒業生という、伝統と実績のある学校です。東京〈銀座・渋谷〉、京都、大阪本部〈梅田〉、名古屋、岡山、福岡に教室があります。また(社)日本アロマ環境協会、NPO法人日本スパ振興協会の法人会員でもあります。
監修:林 伸光(はやし のぶみつ)
ライブラ香りの学校代表講師。ライブラナチュテラピー(株)代表取締役。(社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピープロフェッショナル。英国IFA認定アロマセラピスト。全米催眠療法協会認定ヒプノセラピスト。英国NLP認定プラクティショナー。
1962年兵庫県生まれ。1985年関西学院大学経済学部卒業。2003年~2004年関西学院大学文学研究科受託研究員(臨床心理学)。88年にハーブショップを開業、同時に現在社長を務める(有)フォレスタエンタープライズ〈現ライブラナチュテラピー(株)〉を設立。1991年よりアロマテラピースクール「ライブラ香りの学校」を主宰し、卒業式は2006年現在で3000人を超える。自らの研究では、アロマテラピーの心理的「癒し」効果を臨床心理学の手法を用いてモデル化し、アロマテラピーの活用、可能性を学術的に裏付けることをすすめている。「クライアントを一人ずつサポートしていくことで、平和な社会をつくること」がライフワーク。